特集 医薬品・医療材料をどうコントロールするか
病院における医薬品・医療材料のコントロール
病院における薬剤師の活用
狭間 研至
1
1医療法人嘉健会思温病院
キーワード:
医薬協業
,
薬薬連携
,
NST
,
褥瘡治療
,
パートナー制度
Keyword:
医薬協業
,
薬薬連携
,
NST
,
褥瘡治療
,
パートナー制度
pp.320-323
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211403
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■はじめに
医療法人嘉健会思温病院(以下,当院)は,大阪市内でも高齢化が進む西成区に位置し,10:1看護基準の急性期病床,地域包括ケア病床,医療療養型病床が各60床,合計180床からなる二次救急指定の中小病院で,内科,消化器内科,循環器科,消化器内科,血液内科,整形外科などを標榜している.筆者が院長として赴任して5年余りが経過し,自らが実家の薬局経営を継承したこともあって,主に在宅医療の現場で医師として薬剤師のあり方について考えてきたことを,当院でも実践し始めている.本稿では,医師,薬局経営者の観点から見た病院における薬剤師の活用について,筆者の運営する病院の取り組みも含めて紹介する.
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