連載 感染症新時代—病院はどう生き抜くか・3
武蔵野中央病院・大西潤子看護部長インタビュー(1)
堀 成美
1
,
大西 潤子
2
Narumi Hori
1
,
Junko Onishi
2
1国立国際医療研究センター国際診療部
2武蔵野中央病院看護部
pp.956-959
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211325
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新型コロナウイルスに限らず,市中で感染症が流行すると,医療機関に必ず持ち込まれることになり,それをゼロにすることはできない.それでも,持ち込まれても拡大させないようにする有効な方法はある.それは,持ち込まれたことに気づいてから何とかする特別な方法ではなく,知らず知らずに持ち込まれたとしても広げない環境や予防の手技が実践されているかどうかにかかっている.
本連載第3・4回は,感染管理の専門スタッフがおらず,手指衛生やマスク着用といった感染対策への協力が難しい患者が多い精神科病棟で広がった新型コロナウイルス感染症の対策のリーダーとなった武蔵野中央病院・大西看護部長にお話を伺う.
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