特集 重症度,医療・看護必要度 見直しの方向性
慢性期病院における「重症度,医療・看護必要度」の活用と課題—病期を問わない共通の評価指標の必要性
武久 洋三
1
1日本慢性期医療協会
pp.769-773
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211281
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
●「医療ニーズ」「介護ニーズ」の複合ニーズを抱えた患者が増え,「病院完結型医療」から「地域完結型医療」へ医療提供体制が大きく変化している.
●大学病院であろうと高度急性期病院であろうと,高齢患者が増加している中で,「基準介護」 「基準リハビリテーション」を取り入れ,寝たきり患者を減らす対策が必要である.
●そして,急性期から回復期,慢性期に至るまで,病期や病床種別に関係なく,患者評価は「重症度,医療・看護必要度」で統一し,病態評価と処置評価はDPCで統一すべきである.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.