連載 アーキテクチャー×マネジメント・62
公益財団法人慈愛会 今村総合病院
河合 慎介
1
1京都府立大学大学院生命環境科学研究科
pp.96-101
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211126
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慈愛会は,1934年の産婦人科医院の開設に始まり,2019年には85周年を迎えた.2011年に公益財団法人化され,2017年5月には80周年記念事業として今村病院分院の新棟が竣工した.同年6月1日に今村病院分院を「今村総合病院」へ,今村病院を「いづろ今村病院」へ名称変更し,新たな出発とした.法人として“鹿児島県の保健・医療・介護・福祉・教育複合体”を目指し,今村総合病院は24時間365日体制で,充実した救急医療と高度専門医療を提供できる施設へと進化した.本稿では,今村総合病院の機能展開に着目し,運営と建築計画の関係を考察したい.
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