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新棟建設で機能分担を進め,地域の急性期医療を担う—公益財団法人慈愛会 今村総合病院
pp.87-89
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210889
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■新築を機に機能分担を進める
公益財団法人慈愛会(以下,同法人)は,鹿児島県で広く保健・医療・介護・福祉・教育事業を展開し,2014年に創設80周年を迎えた.創設80周年記念事業の一環として2017年に新棟を建設し,今村病院分院(鹿児島市)から今村総合病院(以下,同院)に名称変更した.同法人が市内の別の地区で運営するいづろ今村病院(旧・今村病院.145床)が,急性期医療を含むケアミックス型の医療や,かかりつけの診療所や在宅医療との橋渡し,緩和医療,人間ドックなどを提供するのに対して,同院は急性期総合病院として高度専門医療と救急医療を主に担い,機能分担を進めてきた.
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