連載 事例と財務から読み解く 地域に根差した中小病院の経営・6
公益財団法人慈愛会 今村総合病院—医療介護連携・データマネジメントに向けた電子カルテの統合
関 悠希
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1独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター リサーチグループ リサーチチーム
pp.884-889
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210588
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公益財団法人慈愛会は2017年5月にいづろ今村病院注1と今村総合病院注2の電子カルテを統合した.
電子カルテの統合は,法人が目指す医療介護の連携,各種指標の数値を経営や運営に活かしたデータマネジメントの推進には必須であったが,その実現にはさまざまな障壁があった.
今回は,電子カルテの統合に際し,どのような障壁があったのか,そしてそれをどのように克服していったのかを見ていくことで,病院におけるシステム整備やマネジメント,ひいてはICTを活用した地域医療を推進していく上での参考としたい.
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