特集 看護職のタスクシフト・タスクシェア
チーム医療における看護職の役割—特定行為に係る看護師の研修制度を中心に
島田 陽子
1
,
後藤 友美
1
1厚生労働省医政局看護課
pp.370-375
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210706
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●医療ニーズがますます高まり,チーム医療のいっそうの推進が重要となる中で,チーム医療のキーパーソンである看護師が,急性期や慢性期,在宅医療などのさまざまな場で,患者の状態を自律的に判断し,より安全かつタイムリーに患者に必要な医療を提供し,患者を治療と生活の両面から支えるなど,広く活躍することが期待されている.
●特定行為に係る看護師の研修制度は,看護師のこのような実践能力を育成する仕組みの一つであり,チーム医療のキーパーソンとして期待に応えられる看護師が一人でも多く育成されるよう,本制度を推進していきたい.
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