特集 地域包括ケアの中核としての病院看護部門
看護を軸とした地域連携—院外新人看護職員研修受け入れ事業と看・看連携会議を中心に
宮下 恵里
1
1社会福祉法人恩賜財団済生会熊本病院看護部
pp.341-346
発行日 2015年5月1日
Published Date 2015/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209849
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
●2010年4月より新人看護職員研修が努力義務化された.当院では院外連携強化とケアの継続を目指し,地域看護教育の一環として,連携病院11施設の新人看護職員の受け入れ研修を開始した.
●院外新人看護職員研修受け入れ事業を通して,地域での新人看護職員の定着と看護実践能力の向上につながった.また,当院の教育担当者の教育スキルを高める機会となった.
●地域の看護の質向上を図る人材育成に加えて「看・看連携会議」を通して,地域医療機関の機能やニーズを把握し,看護が軸となるさらなる連携の強化・拡大を図りたい.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.