特集 病院の福利厚生
事例
福利厚生事業のいろいろ
竹田 芳昭
1
,
茂原 徹也
2
,
佐々木 和男
3
Yoshiaki TAKEDA
1
,
Tetsuya SCIGEHARA
2
,
Kazuo SASAKI
3
1医療法人創和会重井病院
2長野県厚生連労働組合佐久総合病院支部
3河北総合病院
pp.604-608
発行日 1989年7月1日
Published Date 1989/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209604
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
海外研修制度
岡山県・重井病院から
海外研修制度の目的
当院における海外研修制度は,創立20周年を記念して,昭和50年に定められた.1日7時間半労働と週休2日制を発足させ,年次有給休暇の日数を増加,職員と家族がそのリゾート施設を利用できるダイヤモンドクラブの法人会員に加入したのもこの時である.
この制度を設けた目的は,よりよい医療を目指して永年努力してきた職員を慰労し,併せて海外の病院や医療制度についての見聞を広めて,よりよい医療人としての意識を高揚するためであった.それ故,あらゆる職種の,すべての職員を対象に(ただし,医師は別の海外出張制度による)している.その内容は,10年以上の勤続職員はハワイに,20年以上の勤続職員はヨーロッパへの研修旅行に参加,その費用は全額病院が負担し,日当も支給される.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.