定点観測 富山県・井波町から
病院事務長論—病院活性化のために
能海 勲
1
Isao NOHMI
1
1井波厚生病院
pp.715
発行日 1988年8月1日
Published Date 1988/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209357
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看護婦や栄養士,救急医やがん専門医師研修会など,病院職員の研修会が活発である.最近では県厚生部による主催も時々見られるようになった.病院職員の研修会がそれぞれの分野で積極的に行われ,資質の向上に対する努力が続けられていることは喜ばしいことである.医療が日進月歩すれば,その進歩に対応して自己研鑚に努めなければならないのは当然である.
医療専門職である医師,看護婦,薬剤師,臨床検査技師,レントゲン技師などは早くからそれぞれの学会に所属し,そこでの研究会,研修会等に参加してきているが,他の職種については自主的研修の場が不十分であった.しかし,幸い日本病院学会,全国自治体病院学会,全国国保医学会等で医師以外の分野での学会発表の機会があって,病院全体の職員の研修に役立っている.
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