グラフ
患者に専門の医療を,地域に最新の医学を—特殊専門病院としての道を歩む 重井医学研究所付属病院
pp.557-562
発行日 1988年7月1日
Published Date 1988/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209319
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
重井医学研究所付属病院は岡山市と倉敷市のほぼ中間,新興開発地を貫く国道2号線沿いの小高い緑の丘の上に,レンガタイル張りの研究所に隣接して,白色タイル張りの瀟洒な姿を見せていた.当院は昭和53年創立の重井医学研究所の付属病院腎臓病センター(病床数100,人工透析24床)として54年11月に開設,それ以降,わずかずつの増床を続けていたが,本年2月,開設10周年を記念して肝臓病センターを併設,200床の病院に新生し,人工透析センターも100床に増床するなど,私的病院では数少ない研究所付設型の特殊專門病院である.
今回は当院を訪れ,私的病院が不採算部門と言われる医学研究所を創設した理山をうかがうとともに,有名無実の研究所が多い中,スタッフ約20名を抱えての研究内容,更に病院としての医療内容を拝見した.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.