特集 ナースに選ばれる病院
ナースに選ばれる病院づくり
中野 進
1
,
平山 登志夫
2
,
山崎 絆
3
,
吉田 史江
4
,
板倉 利光
5
,
須賀 幸正
6
Susumu NAKANO
1
,
Toshio HIRAYAMA
2
,
Kizuna YAMAZAKI
3
,
Fumie YOSHIDA
4
,
Toshimitsu ITAKURA
5
,
Yukimasa SUGA
6
1京都四条病院
2平山病院
3榊原記念病院
4南大和病院看護部
5重井医学研究所附属病院
6みさと健和病院
pp.410-420
発行日 1988年5月1日
Published Date 1988/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209290
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院長の立場から
病院個々の置かれた状況の中で,ハード面とソフト面の充実を
◆人の魅力と仕事の魅力
病院へ行く,白衣の園である.職員は誰もがみんな白い服で清楚に見えるが,その中でもやはりナースは花である.車椅子で患者をつれて行くナース,点滴注射の薬をもち忙しそうに行くナース…….同じ職場だからナースと話す機会は多い.長い年月をへて,一緒に仕事をしていると,その中でも特に魅力的なナースに出会うことがある.何回かそのようなことをへて私は考える.あのような魅力のあるナースはどんな人々か?どこか共通点は?
①その仕事に高い誇りをもち,同時に自分自身にも厳しさのある人.②患者に頼られ,患者にある種の権威を感じさせる人.③日常業務に理論の裏打ちがある人.
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