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がん検診に取り組んで20余年医療法人藤和会藤間病院 藤間弘行院長
藤間 佐多夫
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1(株)フジ・メディカル・サービス
pp.16
発行日 1988年1月1日
Published Date 1988/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209205
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藤間院長は昭和26年に兄の利行氏と熊谷市に藤間病院を開業して以来,今日まで病院の経営,外科医としての学会活動,そして地城住民の健康を守るための地域医療の向上,という三本を柱として,永年医業一途に精進してこられました.特に,昭和38年から埼玉県対ガン協会の胃集検,昭和46年からは乳がん検診の指導的立場でがん対策に従事され,この努力と実績が昭和62年度の日本対ガン協会賞の受賞につながったと思います.
乳がん,消化器外科医としてがん治療に取り組んでから,早期発見,予防へと常に一歩先を考えることがこれからの医療であるとの観点から,昭和48年にはいちはやく自動化健診システムを導入,成人病の予防と早期発見に努め,同時にメンバーのひとりとして日本総合健診医学会の設立に尽力,健診の普及と精度の向上をすすめてこられました.
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