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病院運営管理の実態(6)最終回—昭和61年6月・病院経営実態分析調査(全国公私病院連盟・日本病院会)から
福島 絢
1
Aya FUKUSHIMA
1
1全国自治体病院協議会企画調査部
pp.958-960
発行日 1987年11月1日
Published Date 1987/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209180
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3.費用
1)職員給与
病院の費用のうち5割程度を占める職員給与についてみると,100床当たりの給与費のうち,医師給与が26.5%,看護要員給与45.3%,医療技術員給与10.9%,事務員給与9.6%,技能労務員給与7.8%の割合である.一般病院に比べて,精神・結核病院は医師給与の占める割合が少なく,看護要員給与の割合が多い.一般病院について規模別にみると,多少の差はあるが,概して規模が大きくなると医師・事務職員の給与費が占める割合は少なくなり,看護要員,なかでも看護婦(士)の給与費の占める割合が多くなる.開設者別では,私的病院では医師,事務職員の給与の占める割合が他に比べてやや多く,自治体病院では看護婦(士)の給与費の割合が他に比べてやや多い(表25,26).
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