シリーズ・病院経営
経営再建と院内改革へ向けて"たった一人の反乱"—東京都済生会向島病院 北村信一院長に聞く
pp.342-349
発行日 1986年4月1日
Published Date 1986/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208817
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東京都済生会向島病院は東京の下町,庶民の町として有名な浅草から私鉄で10分,人口密集地帯の曳舟駅のすぐ近くにある.更に加えて,周辺には二次救急に応じられるような大病院もない.そのような立地条件に恵まれながら,済生会向島病院は自然発生的に"老人病院"と化し,つい最近までは経営も困窮を極めていたという.
それが,ここ数年の間に驚異的な"復活"を見せた.そこには現在の北村院長の経営再建と病院改革に賭ける"たった一人の反乱"があった.恐らく,それは壮絶なドラマであったに違いない.
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