病院めぐり
東京都済生会中央病院外科
大山 廉平
pp.1440
発行日 2000年11月20日
Published Date 2000/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904301
- 有料閲覧
- 文献概要
当院の組織母体である「済生会」は,明治44年明治天皇より「医療を受けられないで困っている人たちが,よい医療を受け,再起の喜びをもてるような施設をつくるように…」という主旨の「済生勅語」のもとに生まれました.全国の都道府県に各支部組織を持ち,相互の協力関係を築きながら,医療法上の公的医療機関としての責務を果たしつつ,乳児院,特別養護老人ホーム,訪問看護ステーションなどの医療関連施設と連携を密にし,医療と福祉へ貢献しています.
当院は大正4年初代院長に北里柴三郎先生をお迎えし,活動を開始しました.同氏が慶應義塾大学医学部の初代学部長となられた縁もあり,現在に至るまで慶應義塾大学関係の人脈が病院を支え,大学の重要な教育関連施設として,共に研鑽を積んでいます.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.