グラフ
ネットワーク作りを終え内実を問う10年へ—新潟県・大和医療福祉センター
pp.185-190
発行日 1986年3月1日
Published Date 1986/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208784
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佐久,沢内村,和良村などの地域医療の先駆者に続いて,昭和15年開設し地域包括医療の新しいモデルとして注目を浴びてきた大和医療福祉センター.このセンターも本年5月,開設10周年を迎える.当センターは既に紹介されているとおり,「脳卒中をなくそう」「自分達の健康は自分達の手で守ろう」を二大スローガンに,病院,農村検診センター,特養が一体となってスタートした.
それは治療一辺倒の医療への批判を背景に,この体制が保健・医療・福祉が隔絶された従来の縦割り行政の欠点を補って,住民の真のニードに応える道であるとの考えからであった.10周年を機に,これまでのセンターの成果と現在の問題点を拾ってみた.
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