請求もれ防止対策
伝票記載もれと誤算定のチェックポイント
中野 隆男
1
Takao NAKANO
1
1本島病院業務課
pp.330-331
発行日 1985年4月1日
Published Date 1985/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208565
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昭和60年3月に医療費が改訂された.この改訂で新設された項目をみると,関係部門との連絡方法を決めておかないと,事務部門のみで算定できる項目は少なくなっている.そのような取り決めが"請求もれ"を防止するうえでも最も重要なファクターを占める.表1に医療費改訂連絡事項例を掲げたので参考にされたい.
今回は特に"請求もれ"の重要なファクターであるカルテや伝票などの記載もれについて触れてみたい.その場合,考えられることは,まずカルテや伝票などに記載もれがある場合と,不備または誤読により誤算定したために生ずる場合の2通りがある.
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