特集 病院トップマネージメントを考える
私の事務長体験を振り返って
土橋 明次
1
,
宮西 清睦
2
,
村沢 友康
3
Akeji DOBASHI
1
,
Kiyochika MIYANISHI
2
,
Tomoyasu MURASAWA
3
1医療法人財団柏戸病院
2北部セントラル病院
3厚生連篠ノ井病院
pp.131-135
発行日 1984年2月1日
Published Date 1984/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208234
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私が事務長になったころ
1.組織なき社会
私が恩義ある先輩のご推挙で当院の事務長となったのは,昭和37年夏.この病院も,千葉市も私には全く未知のところであった.
当院は,昭和3年,初代院長の建築になり,その木造平屋建,延面積1,900m2の病院は,既に30数年を経過して老朽となっていることと併せて,都市計画による前面バス通りの拡幅の線が病院玄関にかかることにもなっていて,病院の全面改築は急を要することとなっていた.
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