グラフ
ユニークな都市型リハビリ病院—医療法人大道会ボバース記念病院
pp.561-566
発行日 1983年7月1日
Published Date 1983/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208054
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大阪城を西に仰ぐ市街地に,昨年6月開設された当病院は,中枢神経疾患による運動機能障害の早期治療法として注目を集めるボバース法を全面的に採り入れたリハビリ専門病院である.設立母体の大道病院(一般病院,250床)に隣接し,家庭・職場に近い都市型リハビリ病院の機能を活かして,患者の早期社会復帰を図るとともに,我が国におけるボバース法の教育・研究の中核を担い,名誉院長・名誉技術顧問である創始者ボバース夫妻をその名に冠している.
対象患者は,脳性麻痺・脳血管障害等中枢神経障害の他に,人工置換手術を要する関節障害,本格的な治療施設に恵まれないてんかん患者などを主としている.
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