リハビリテーション・その現状 対談
リハビリテーション・ユニットの運営
三島 博信
1
,
大田 仁史
2
1中伊豆リハビリテーションセンター
2伊豆逓信病院
pp.1072-1079
発行日 1981年12月1日
Published Date 1981/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207635
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大田 私が三島先生に初めてお会いしたのは,昭和41年ころで,東京の高円寺にある伊藤病院にいたときです.伊藤病院は,民間病院ですが,救急の整形外科病院としてリハビリテーションまでやろうという理念でオープンした病院で,当時,経営的に果たしてやっていけるかどうかという大きな問題をかかえていたわけです.
そのころ,私は医学的なことしか考えておりませんでしたが,北海道の洞爺協会病院へ三島先生をお訪ねしうかがったお話が,今になると一つ一つ心にしみてきています.その後,東京医科歯科大,伊豆逓信病院とそれぞれ特徴のある病院を経験してきました.一般のリハビリテーション医療に長く携わっていますと,またいろいろ反省したり,こうあって欲しいという願望もわいてまいります.
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