海外の医療
40人の見たUCLA Medical Center (7)—虎の門病院のUCLA見学プロジェクト
寺崎 明美
pp.532-535
発行日 1981年6月1日
Published Date 1981/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207496
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
UCLA見学
看護部の勤務時間について
この度のUCLA見学メンバーの約半数を看護部門が占めたのであるが,それは,とりもなおさずベッドサイドに最も近い看護部門に「Patient Orientedの医療とは?」と問いかけをされた院長の計らいであったと思われる.病院は患者のために建てられ,患者にサービスすることを目的としている.しかも患者サービスは24時間通して行われる.業務の実態に合せたサービスと勤務体制とは切り離せないものであり,今度の見学が「勤務時間」そのものを中心に見てきたわけではなく,勤務時間について述べるには理解が十分とは思われないが感じたことを卒直に述べてみたいと思う.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.