実務のポイント 薬剤
外来患者への服薬指導
神田 真吾
1
1新潟市民病院薬剤部
pp.866-867
発行日 1979年10月1日
Published Date 1979/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206996
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患者に対して,服薬の指導・教育を行うのはclinical pharmacyの重要な役割のひとつであり,基本的なものである.
近代医療を推進する新しい病院づくりの中で,薬剤師の職能を十分に発揮できるのはclinical pharmacyである.その基本は,医薬品がどのようなものであるかを患者に指導・教育し,どう与薬するかであろう.最近では,医療機器が急速に進歩し,検査や診断での使用が多くなっているが,最終的には,どの患者も薬剤を使用する場合が多い.このことからも,薬剤の重要性は減じていないと言えよう.
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