人
救療済生の道一途に36年—済生会宇都宮病院院長 高橋 昇氏
宮崎 柏
1
1済生会宇都宮病院
pp.884
発行日 1978年11月1日
Published Date 1978/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206686
- 有料閲覧
- 文献概要
高橋先生は,昭和10年慶大医学部を卒業,母校の内科助手を経て,17年乞われて済生会宇都宮病院院長に就任され,今日までの36年間「施薬救療以て済生の道を弘めんとす」の主旨を体して,現在432床の総合病院の院長,管理者として,また乳児院院長,特別養護老人ホーム所長,付属看護専門学校校長として地域医療,社会福祉に取り組まれている.またへき地医療対策として,43年に栗山村に「へき地診療所」を開設し,へき地医療対策に取り組まれ,村民から非常に感謝を受けている.
地域においては,医師会関係の役職,県行政における衛生および社会福祉関係の役職,済生会病院長会長の再度にわたる歴任など,まさに「東奔西走席の温まるところを知らず」とは先生の活動に当てはまる言葉であろう.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.