地方の病院から
香川県西讃地区における役割—香川県・三豊総合病院
坪井 修平
1
1三豊総合病院,内科
pp.221
発行日 1978年3月1日
Published Date 1978/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206477
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当院は香川県西端,愛媛県境近くに存在する2町組合立病院であるが,半径約20km以内に当院のほか公的病院がなく,対象人口約20万人の地域中核病院の任を負っている.病床数320床(そのうち結核30床),医師数20名(内科10名,外科5名,産婦人科2名,整形外科3名,そのうち研修医は8名)である.
当院では,とくに地区開業医との連携を重視し,経過報告や紹介状をできる限り洩れなく書くように努め,地区医師会での研修会にも協力を惜しまぬようにしている.最近設置された医師会胃検診センターにも当院より出張し,胃テレビレントゲン,内視鏡検査を担当している.また脳卒中,心筋梗塞,吐下血,急性腎不全など緊急入院に備えて救急ベッド,脳・心血管連続撮影機,CCU,内視鏡テレビ,クリーンルーム,人工腎などを設置している.
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