当直医日誌
—産婦人科当直日誌より—「新人レジデントとの多忙な一日」
正田 滋信
1
1聖路加国際病院産婦人科
pp.57
発行日 1977年9月1日
Published Date 1977/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206330
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われわれは,今年2人の新人レジデントを迎え,1人は他科へのローテーションへ,他の1人は当科に残り,修練を積んでいる.当科では,新人レジデントは勤務初めの4月より約3か月間,上級医師と副直を行い,7月よりオンコール付きの1人当直に入ることが通例となっている.だれもが経験することであろうが,私の心の隅には,初めて1人当直をしたあの日の不安と緊張感が鮮やかに残っている.その日を数日後にひかえ,当科で研修を続けているDr.Mが最後の副当直についた日の出来事である.
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