特集 現場に役立つ看護師をいかに確保するか
実習先病院としての看護学生の受け入れ
中野 悦子
1
1神戸市立医療センター中央市民病院
キーワード:
看護実践能力
,
臨床と教育の協働
,
学生から看護師へのソフトランディング
Keyword:
看護実践能力
,
臨床と教育の協働
,
学生から看護師へのソフトランディング
pp.304-307
発行日 2009年4月1日
Published Date 2009/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101425
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■当院の現状
当院は神戸市の基幹病院として高度・先端医療,救命救急医療を担う912床(実稼動810床)の総合病院である(表).本年4月に地方独立行政法人化し,2011年には新築移転し700床の病院として生まれ変わる予定である.
現在の平均在院日数は14~15日,病床利用率94~95%,入院基本料は7対1を届け出ている.また,救命救急センター,地域がん診療連携拠点病院,地域周産期母子医療センター等の指定を受け,全職員が医療の質,患者サービス,地域の保健・医療・福祉機関との連携の向上に取り組んでいるところである.また,看護部の中期ビジョンは,専門性の高い高度救急医療や先端医療に対応できる看護師の育成はもちろんのこと,患者サービスの向上,患者参加の看護実践,市内民間病院との連携強化,働きやすい職場環境の提供などを目指している.
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