グラフ
都心に栄える新しい形態の外来総合病院—豊島ハイツ・グループ・クリニックおよび東十条グループ・クリニック
pp.9-14
発行日 1976年3月1日
Published Date 1976/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205837
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医療の高度化・専門分化と医療需要の増大は,今後さまざまな形で,従来の病院や診療所の形態を変えていくことが予想される.欧米の例として,開業医が集まって病院を作る例やチェーンストア式の病院の出現の例など,すでに本誌でも紹介したことがある.わが国でも開業医や勤務医が集ってグループ・クリニックを開設する例が,ここ数年来散見されるが,必ずしも,うまくいっていない例が多いと聞く.その点,ここに紹介する豊島ハイツ・グループ・クリニックおよび東十条グループ・クリニック(両者は同一系列)は,他の大病院や診療所がもつ欠陥を補って,きわめてユニークな運営を誇っている数少ない例として注目に価しよう.
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