医療と福祉・2 座談会
入院と外来のはざまで—人工透析患者の医療と生活
栗原 勇
1,2
,
鈴木 仁
1
,
寺戸 百合子
1
,
森川 和行
1
,
小林 孟史
3
,
坂 素行
1
1代々木病院
2腎友会
3全腎協事務局
pp.78-86
発行日 1976年2月1日
Published Date 1976/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205834
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「機械にささえられた命」とも言われる人工透析患者.しかし彼らをささえるのは,けっして機械のみではない.彼自身の意志,家族,医療スタッフ,そして同じ境遇に立たされた仲間たちがなかったら,生き続けることは困難だ.患者会が積極的に参加することによって,医師が一方的に「してあげる」従来の医療の形を超えた新しい医療の胎動を,ここに見ることができる.
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