院内管理のレベル・アップ 労務
労務担当15年の記録から・7
天神さん詣りの反省
藤田 栄隆
1,2
1大手前整肢学園
2元大阪赤十字病院
pp.76-77
発行日 1976年1月1日
Published Date 1976/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205808
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昭和35年から昭和49年までの15年間に,一時金(ボーナス)交渉で地方労働委員会のご厄介になったことが7回あった.
前後30回のボーナス交渉のうちの7回だから,やはり,自主解決の方が圧倒的に多い.それがまた当然なのであって,労使交渉というものは,あくまでも自主的に解決するのがオーソドックスな行き方だと思う.しかし,そうだからといって,絶対に人さまのご厄介にならずに済ませるというわけにもゆかないことがある.交渉がこじれ,デッド・ロックに乗り上げて,動きがとれなくなるようなことにでもなれば,やはり,「時の氏神」にご出馬願わなければならないことだってある.
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