病院私論・3
卒後医学教育(2)—病院を主体にした医学教育
守屋 博
pp.65
発行日 1975年3月1日
Published Date 1975/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205578
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専門医と一般医学
医学が専門化してくれば,若い医師の多くは専門医を目ざすようになるだろう.専門医の評価をどんな方法でやるか議論の尽きないところだが,それはともかくとして,私の言いたいのは,たとえ専門医として立つにせよ,若い時代に幅広い医学の勉強が,ある程度は必要だ,ということだ.
患者の生命をあずかる臨床医は,専門の微視的視野でなく,全体を巨視的に判断しなければならぬ.
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