今月のニュース
救急医療制度・救急医学教育にも焦点—第2回日本救急医学会
pp.71
発行日 1974年12月1日
Published Date 1974/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205507
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昨年,恩地裕・大阪大学教授を会長に神戸の地で嚆矢を放った日本救急医学会は,本年舞台を東京に移し,織畑秀夫・東京女子医大教授を会長とし11月27・28の両日,虎の門の国立教育会館ほかの会場で開かれた.
全国から外科医,麻酔科医,産婦人科医をはじめ各科の医師,また医師会,消防庁関係者ら多数を集め,連日活発な意見が交換されたが,とりわけ「救急医療制度」「救急医学教育」をめぐって討論がもり上ったのは,現場の医療従事者が日常つねにこの方面に不満を抱いていることがうかがえ,注目に値しよう.
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