病院建築・50
人工透析室の設計
松本 政広
1
,
太田 和宏
2
1101建築設計
2社会保険中京病院腎臓科
pp.73-76
発行日 1973年3月1日
Published Date 1973/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204939
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人工透析室を設計するにあたって必要なことは,人工透析療法が何であるかを,現在の治療体系および社会医療体制の中で正確に把握することである.その上で,現場医療従事者すべての意見が反映されなければならない.これによって一本筋が通った治療体制ができ上がり,建築設計者は,問題点を明確に把握することができる.つまり,建築設計者と医療チームの意思の疎通が完全にできてこそ,良い透析室は生まれるといえる.
今回は,主として,建築設計者の立場より取り上げてみた.
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