第18回日本病院学会臨時増刊号 シンポジウムの部
III 中央手術室の設計と運営
伊藤 誠
1
,
沢崎 博次
2
,
山下 九三夫
3
,
戸畑 ナツ子
4
,
石川 幸雄
5
1千葉大学工学部
2関東逓信病院
3国立東京第一病院麻酔科
4虎の門病院中央手術室
5東京都立広尾病院
pp.74-76
発行日 1968年10月20日
Published Date 1968/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203457
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
第1席建築の立場から
手術部に求められるもっとも基本的な条件は,手術という特殊なはたらきが,できるだけスムーズにおこなわれるべきことである。このことは,①可能な限り無菌状態を保って創傷感染の危険性を少なくすることと,②なるべく落ちつきのある快適な作業環境をつくりだすこと,の2点に要約できる。建築上の基本問題においても細部設計においても,この2条件さえ満足させ得れば充分であるといえる。
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.