特別講演
病院における精神身体医学的アプローチ
小川 暢也
1
1九大薬学部
pp.94-99
発行日 1972年9月25日
Published Date 1972/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204792
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杉岡直登学会長 最近,精神身体医学が急速に発展してまいりました.われわれもこの精神身体医学をどういうふうに病院にアプローチするかということを,小川先生に特別講演をしていただくことになりました.
小川先生の略歴をご紹介申し上げておきます.小川先生は昭和28年九州大学を卒業され,29年に九大の第一内科に入局,34年から2年間,アメリカ合衆国のペンシルバニヤ州ピッツバーグ大学で精神身体医学をご研究になりました.37年に帰国,われわれの九州厚生年金病院に心身症センターを設立し,非常勤の医師としておいでを願っているわけでございます.昭和42年に九州大学薬学部ができまして,その助教授に就任されて,向精神薬の基礎および臨床について研究しておられますし,現在もなおわれわれのほうの精神身体医学関係のめんどうを見ていただいておる方でございます.
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