私的病院からのレポート・6
—名古屋市・野垣会 野垣病院—消化器・肛門科のモデル病院を目ざす
一条 勝夫
1
1病院管理研究所
pp.62-68
発行日 1972年6月1日
Published Date 1972/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204687
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野垣病院が肛門病の専門病院として名のりをあげたのは古く,大正12年4月のことで,現院長の父君の手によるものである.その後,消化器外科なども加え,順調な発展をとげ,昭和43年には,地下1階,地上6階,164床を備える大改築が行なわれた.そのさい内科を併設したが,これはあくまでも,消化器,肛門科の診療を完壁にするためのものであり,一般の人びとには,‘肛門科の専門病院’として広く知られている.
野垣茂吉院長(左)は,昭和14年の慶大卒,いとこの野垣一氏も名古屋市中区で野垣肛門病院を開いておられる.
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