霞ガ関だより
"昭和45年度厚生白書"の概要
H.T
pp.114-115
発行日 1972年2月1日
Published Date 1972/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204588
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斎藤厚生大臣は,去る11月26日の閣議で,45年度厚生行政年次報告書,いわゆる"厚生白書"を報告し了承を得た.44年度の白書がもっぱら‘老人’に焦点をあてて問題点をえぐり出したのに対し,今回の白書は‘こどもと社会’という副題が示すように,児童をめぐる諸問題について総点検を行なおうというものである.
一般に厚生白書は総論と各論とからなっており,前者では厚生行政の重点課題,後者では当該年度の行政実績を取り扱うこととしており,総論でその白書の特徴を出すことになっている.以下,厚生白書の総論部分の概要を紹介してみたい.
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