第20回日本病院学会一般演題抄録 第2日5月28日(木)
一般演題22-40
第5群 薬剤管理—演題22-26
古川 正
1
1東京警察病院薬局
pp.37-41
発行日 1970年9月25日
Published Date 1970/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204096
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
22.リハビリテーション施設における投薬システムに関するアンケート調査について
宮城県立拓杏園 千葉悦子 山蔦秀子
宮城県拓杏園は重度肢体不自由者130名を収容し,組織上リハビリテーション病院と身障施設から成り立っている.脳性麻痺(CP),切断,片麻痺,脊髄損傷,その他,といった収容分類を示している.そのうち薬を服用させているものは47%を占めている.患者側にたってどのような形態で薬が投与されることが望ましいかを,インタビューを主としたアンケートにより調査した.
当園の処方を剤型別にみると,錠剤,カプセル剤,錠付散剤が72.59%と大部分を占めている.購入による分類からこれをみると錠剤とカプセル剤が69%を占める.また包装別形態からみると錠剤ではヒート包装43%,裸錠36%,PTP 21%となり,カプセル剤ではPTP 66%,ヒート包装31%,裸錠3%となる.
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.