第21回日本病院学会一般演題抄録 第1日5月20日(木)
一般演題1-22
第5群 情報管理—演題19-22
大久保 正一
1
1日本大学・病院管理学
pp.41-45
発行日 1971年9月25日
Published Date 1971/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204445
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19.コンピューターによる情報管理
用度倉庫業務について
慶応病院調査室○戸館担 播磨時一慶応大学病院管理学教室 江川寛 原田幸彦慶応病院倉庫課 清水栄太郎 池田悠紀穂
慶応病院では,マネジメントサイクルを基盤に,トータル・システムを前提とした新たなシステムポリシーのもとで,おのおののサブ・システムを開発している.これらは有効なシステムとして効果を発揮し始めている.
第20回日本病院学会において,共同研究者である江川は,サブ・システムの一つである会計情報の収益に関してのコンピューター処理について報告した.病院は収益のみの把握では効県的な経営管理はできない.健全な経営の遂行を意図するなら院内の文出抑制の強化に対する考えが重要な鍵となろう.したがって,収益に対応すべき費用に関する情報処理の確立が要求される上に,内部統制のための計算体系へと発展させ,総合的な経営管理のできる会計情報処理システムが必要となる.そこで,今回は会計情報システムとして支出抑制に必要な薬品管理,物品管理のうち,特に物品倉庫のEDPによる処理方法を中心に発表する.
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