特集 手術室における看護
手術室における看護業務
高橋 雪江
1
,
甕 忠子
1
,
平島 満寿美
2
1東京逓信病院
2東京逓信病院中央手術室
pp.19-22
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203509
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はじめに
日本で現在行なわれている手術室の看護業務は,患者を中心とした医療のなかで,他にみる看護業務と異なり,直接的なものはほとんど医師の介補的業務であり,一方,間接的な業務に大部分の時間が費やされている。
こうしたなかでもう一度この分野に目をむけてみるとき,手術室としての性格をみきわめ,その目標を考えたとき,目的を完遂するための建築構造,設備,業務内容などから要員に至るまで,総合的見地から合理的に運営されている理想的な施設はいくつあるだろうか,勤務する者の立場も考慮にいれて,より経済的に,より能率的にとあらゆる面から努力がつづけられているのが姿ではないだろうか。
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