特集 病院職員とレクリエーション
労働力保全とレクリエーション
斉藤 一
1
1労働科学研究所
pp.19-22
発行日 1967年5月1日
Published Date 1967/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203080
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人間の生活時間の構成
働らいて,生活の資を得,それによって自分の余暇を楽しみ,また栄養と睡眠をとって,消費された労働力を再生産するという,人間の一日の構造は,今も昔も,形としては少しも変っていない。
いいかえれば,人間の一日が,通勤や職場での労働という,収入のための生活時間と,栄養・休暇・睡眠という,生理的な生活時間と,家事的な生活時間と,さらに教養・娯楽・運動・交際などの社会的文化的な生活時間とから成り立っているというかぎりでは,まったく同じである。
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