研究と報告【投稿】
リハビリテーションの建築—2つの計画案を中心に
栗原 嘉一郎
1
1大阪市立大学工学部
pp.61-72
発行日 1966年10月1日
Published Date 1966/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202963
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I.望まれる施設体系の確立
最近わが国においてリハビリテーションの問題がようやく脚光を浴びてきたが,それに伴ってこれを受け止めるべき施設の充実や,施設群の体系的整備についての検討が同時に進められなければならないことは当然といえよう。
わが国の病院におけるリハビリテーション活動およびその施設の実態については,永沢滋教授ら9氏による全国的な調査があるが,それによれば現状は総体的にみてきわめて貧弱であることが明きらかにされている。注
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