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編集主幹ノート
吉田 幸雄
pp.100
発行日 1966年4月1日
Published Date 1966/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202843
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ようやく陽春をむかえましたが,第16回日本病院学会が目前に迫りつつあります。幹事長中島先生の用意周到な準備も完了し,開催を待つばかりです。本号の巻頭にはその計画の全貌が発表されました。内容といい,会場といい,読者とともに大いに期待しましょう。
さて本号は,「病棟の看護設備」を特集しました。病棟の設備についてはまず患者の療養の場として合理的でなければなりませんが,看護が合理的に行なえねばならぬでしょう。病棟は単なる患者の部屋ではありません。病棟こそ病院の本質の看護や診療が行なわれる場所であり,看護要員がこれらを実際に行なう場所であります。この病院で最も関心を持たねばならぬ場所の設備について,どれだけ真剣に検討がなされたかというと案外ないので,今回これをとり上げることにしました。
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