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新採用ナースの訓練
pp.9-16
発行日 1963年4月1日
Published Date 1963/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202093
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病院では、別して看護婦の個人差は禁物とされている。看護教育が看護の在り方を正しく教え、臨床看護実習もこの線に沿って行なわれ、これらの卒業看護婦は、どこへ出しても、どこへ勤めても、病院看護のチームに入って、立派に働けるはずである。ところがいざ新しく病院に勤めると、なかなかそうはいかないという。新卒業生は、病院活動の有機性の実際をいち早く理解することが自他共に得策である。
新卒業生を受け入れる病院側の動きが類似しているとしでも、それぞれの病院に多かれ少かれある程度の相違があり、また、特長を持つものもある。新卒業生はここで一寸とまどうという。さらに、看護婦学校とても、必ずしも学校差が無いと断言することもできないという。
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