病院運営の合理化を求めて
パートタイマーの採用
安田 尚之
1
Naoyuki YASUDA
1
1順天堂浦安病院事務部
pp.444
発行日 1990年5月1日
Published Date 1990/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900649
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現代の企業経営にはパートタイマーの採用が不可欠といわれている.病院も例外ではなく,パート労慟を導入している病院が増えている.病院の収支率を改善するためには,抱える職員を最低限に抑えることが必要だからで,その1つの方法として,今回はパートタイマーの採用について考えてみる.
病院は専門家集団の集まりではあるが,部署によって,医療に関する知識や技能がなくても可能な仕事も沢山ある.例えば,一般事務,医事,外来受付,カルテの抽出と搬送,カルテヘの検査成績の貼付,中材業務(器材の洗浄・セット・消毒),看護補助業務などが,それに該当しよう.有資格の専門職をパートタイマーとして採用し,忙しい時間帯に応援してもらうことも考えられる.
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