病院管理講座 実務編・3
事務管理(Ⅲ)—外来の流れ
高橋 元吉
1
1浜松市医師会中央病院
pp.73-77
発行日 1963年3月1日
Published Date 1963/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202080
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1.流れの検討
外来の流れを検討することは,外来受付や会計手続方法などを実施するに当り最も大切なことがらである。その流れを大別すると,①診療,②診療に附随する直接,間接的な作業,③医療事務手続,④患者の流れに区分できる。
これらの各流れの要因に対応する,合理化の手段として,人の配置,建物設計,機械器具の利用などが,いろいろと検討されているが,本実務編では,③医療事務手続を中心として,④に関連し,①②の機能を十分発揮するため検討を加えることとする。
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