病院管理講座 実務編・1
事務管理(I)—入退院手続業務
高橋 元吉
pp.71-80
発行日 1963年1月1日
Published Date 1963/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202040
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はじめに
入退院手続業務の良否は,病院の収容体制を整え,病院の機能を有効に発揮する上にきわめて重要な役割を有し,医療事務の主体をなすものである。しかしながら,現在多くの病院に見られるこの手続業務の実態は,医療事務機構の度合に応じて区々に取扱われている現状である。
そこで,この業務内容を分析して,病院規模,診療科別規模を異にする3つの総合病院において実施した結果,一応の結論を得たので実施過程における考え方を含めて,手続業務の実務を主体として参考までに述べる。
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