病院長プロフイル・49
日本大学駿河台病院長 永沢 滋先生
pp.740
発行日 1957年11月1日
Published Date 1957/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201286
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昨秋,日本大学医学部の大学院設置に伴う研究室及び診療棟の増改築の落成式が盛大に挙行されたが,その際建物の斬新さとその隅々に迄色々と工夫が凝らされてあるのには,来会者一同驚きと感嘆の声をあげずにはおられなかつた。この建築委員長が永沢病院長であつた。
氏が駿河台日本大学病院の院長に就任したのは昭和25年6月であり,当時板橋病院の戦災復興の建設途上で急逝られた故桜沢医学部長の後を引継いだ現比企部長が,この事業を完遂するには氏の手腕に待つ他なしとて,病後静養中の氏を懇望して引張り出したのであつた。
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