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医師收入の推移の研究
守屋 博
1
,
岩佐 潔
2
1東一管理部
2病院管理研修所
pp.37-40
発行日 1955年12月1日
Published Date 1955/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201039
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緒言
先に大学附属病院7施設において医局実態調査(註1)を行い在局年限の平均や医局から外部へ補任する場合の初任給の状況について考察を加えたのであるが,大学の医局を出てから後の収入状況の変化,特に開業医と勤務医師の収入の比率やインフレによる医師収入の影響等について検討する為某大学医学部の大正3年以降昭和18年までの卒業者300名について卒業より現在昭和30年に到るまでの経路と月収について調査を行うてみた。解答を得たものは120名であるが昭和3年の卒業者については特に38名と言う多数の解答を得たのでこの年次卒業老の調査結果を中心に医師収入の推移について考按を試みる。
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