グラフ
国立身体障害者更生指導所—身体的低格能力の世界より作業能の社会えのかけ橋
稗田 正虎
1
1国立身体障害者更生指導所
pp.41-54
発行日 1955年6月1日
Published Date 1955/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200969
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
現代医学の発達は,予防医学や治療医学の発達と平行して,医学の第3相として疾患,外傷又は先天性欠陥により低格能力者となつた人を,ベツトの上から職業までの全期間を通じ,患者に残つている全ての機能を利用し啓発して,自分で生活することと働くことが出来るよう治療し訓練する社会復帰医学を完成し,身体障害者の更生指導(REHABILI-TATION)として,世界各国は互に知識を交換しあい,各国の社会的経済的情勢に応じた進歩をとげつつある。
Copyright © 1955, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.